2007信州ツーリングⅡvol.1

2007夏のツーリング到来。今年の目的地は信州・甲信越ルート。ちょうど7年前の2000年に訪れているのだが、あいにくの雨に祟られており、信州の山岳道路の真髄を味わっておらず、今回リベンジツーリングを決行。その時、日本の名湯と言われる『草津温泉』にも浸かれずに帰った苦い経験をリベンジすべく、一路、新潟県の秘湯中の秘湯『蓮華温泉』へ向かう。今夜は、ここ蓮華温泉ロッジに宿泊する事になる。今回のツーリングは、全て宿泊なのだ。キャンプツーリングもいいが、たまには宿もいい。その分荷物も少なく、かなり軽量での装備となった。果して今回も絶景に出会えるのか・・・AM 5:05自宅を出発した。

北陸自動車道・朝日インターで下り、国道8号線を東へ。途中、北陸の難所・親不知・子不知を通過する事となる。しばらくこの様な断崖絶壁が続く。（※画像にオンマウスして下さい。）

AM 10:37 道の駅親不知ビアパークに到着。海と断崖絶壁が隣り合わせの為、北陸自動車道は、高架道となっている。ここは海水浴場もあって浜辺は賑わっていた。^^

新潟県の秘湯、『蓮華温泉』への玄関となる、JR平岩駅にて。ここからバスに乗り換え、蓮華温泉へ向かう。この日はお盆休みで、登山客が多かった。　　※画像にオンマウスして下さい。

PM 12:30 蓮華温泉の玄関口のJR平戸駅に到着。蓮華温泉へは、ここからバスが出ている。距離にして、22Km。時間で約1時間掛かるとの事。蓮華温泉は、北アルプスの北玄関口にもなっており、北アルプスの登山ルートのベースともなっている。いよいよ、蓮華温泉に向かう。下界の気温は現在35℃近い。蓮華温泉ロッジの標高は約1475mあるので、多分涼しいに違いない。

ようやく蓮華温泉へ到着。山の一軒宿の『白馬岳蓮華温泉ロッジ』は、自家発電の為、PM ９：00に消灯となる。
　　　　　　　　　　　※画像にオンマウスして下さい。

蓮華温泉から姿を見せてくれた、雪倉岳。山の頂には残雪が確認出来た。今年はやはり暖冬だった為か、残雪が少ないとバス停留所の方が言っていた。

蓮華温泉ロッジは、登山客のベースともなっており、山小屋と同じくして相部屋で宿泊するようだ。この日は、8畳部屋を3人で泊まる事になった。多いときは6人の時もあると言う。

PM 3：30頃、蓮華温泉に到着した。途中の山道は、クネクネ・ウネウネ。。。。途中すれ違った車は1台だったので、流石は秘湯地。こんなとこに来るマニアは俺だけだろうと思っていたのだが、駐車場はマイカーで満車状態！ほとんどはここに車を置いて、北アルプス登山をするらしい・・・純粋に温泉宿に泊まる人は少なかった。早速、チェックインを済ませ、ここからロッジの裏山にある野天風呂へと向かう事に。歩いて約20分くらいとの事。

ロッジの裏手に掲げられている看板。蓮華七湯と書かれているが、実際の野天風呂は4ヶ所。特に、一番上にある薬師の湯からは、北アルプスの雪倉岳と朝日岳を望める絶景秘湯との事。早速向かう事に。

左ルートから登ること10分。まずは『三国一ノ湯』に辿りつく。登山道沿いにあり、丸見え状態。脱衣場も何も無く、オマケに湯船の大きさは小さく一人しか入れない大きさの野天風呂。しかし、100％源泉掛け流し！の濁り湯！温泉好きにはたまらない！^^ｖ

仙気ノ湯に到着。蓮華温泉の中では、一番大きい湯船だ。
※画像にオンマウスして下さい。（写真がピンボケになってしまった。^^；）

蓮華温泉の野天風呂は、どれも脱衣場も無い混浴野天風呂。女性の方のみ、水着着用OKとの事。あいにくこの日は、北アルプスの朝日岳と、雪倉岳は野天に浸かりながらは見え無かったので、少し残念に思う。しかし、山の涼しい風は野天風呂上りには、最高！下界の猛暑がウソのような気温に満足した。一番上にある『薬師ノ湯』にも浸かったが、あいにく写真は撮れず明日の朝、早くに起床して、再度撮影に挑む事にした。約2時間程、浸かったり、上がったりしてロッジに戻った。

蓮華温泉に夕日が訪れる。ここ白馬岳・蓮華温泉ロッジは、PM 9:00に消灯になる。部屋も真っ暗になるので、懐中電灯を用意しておく事に。

ロッジから望む雪倉岳と朝日岳から射す夏の夕日。下界の気温と裏腹に、メチャ涼しかった。今夜のメインイベントは、満天のH☆shizoraの下で浸かる野天風呂。^^ 果して満天のH☆shizoraは・・・・