2003touhoku2

今日も定刻通り AM5:00 起床。また得意の道の駅で野宿してしまった。今日も秘湯を目指す。

岩手でいい温泉を怪しいオッチャンに聞いて見ると、鉛温泉の藤三旅館の温泉がお勧めと聞いた。そこは立って入る温泉で日本でも珍しいらしい。早速、鉛温泉・藤三旅館を目指す事にした。

途中に見つけた、田舎のバス停。

まるでとなりのトトロに出て来る、
猫バスでも来そうなバス停だった。(^^;

鉛温泉の藤三旅館は、情緒ある建物で、千の千尋の神隠しに出て来る油屋のような建物だった。早速タオルとデジカメを持って湯舟へ・・・・

湯舟はトラック状の造りで、ここを立って入るのだ。深さは120センチはあろうか・・・

デジカメを思わず湯舟に落としてしまう。だがこれが完全防水デジカメなので、心配なし。(^^;またまた1時間以上浸かってしまった。

夏油温泉には、またまた人がいっぱいでイモ洗い状態だった。
日本秘湯を守る会・会員の宿だったが、ゆっくり入れずそそくさと上がった。

ゆっくりと浸かれ無かったので、次の目的地、秋田県・川原毛大湯滝へ向かうとする。

PM 2:15 川原毛大湯滝に到着。駐車場にバイクを置き、15分ほど遊歩道を歩くと滝の音が・・・

以前入った事のある、北海道カムイワッカ滝の湯に勝とも劣らなかった。豪快に滝から温泉が流れていた。まさに掛け流しとはこの事。早速タオルとデジカメを持って・・・今回はもしかしてと思い水着を持参してきた。老若男女たくさん滝で遊んでいるので、タオル一つで入るのは、かなり度胸が要ると思う。

秋田県、屈指の秘湯、川原毛大湯滝に2時間近く浸かってしまった。温かったのでついつい長風呂になってしまう。北海道・カムイワッカ滝の湯よりアクセスは良かったが、少し観光化されそうな感じだ。しかししつまでも素朴な秘湯であって欲しいと思う。

川原毛大湯滝を後にして、一路秋田県・にしめへ向かう。今夜も道の駅『にしめ』で泊まるとする。しかし・・・せっかくテント持ってきたのに一度も張らないのかと思うと、何かもったいない気がしたのだが・・・(^^:

結局、3日目の宿は、道の駅にしめに泊まるとした。

8月16日　快晴。今日もAM 5:00 起床。2003　東北ツーも今日が最終日。最終日にふさわしく快晴だ。去年といい、今年といい、快晴に出会ったのは、初めてだった。道の駅にしめから、鳥海山の姿がくっきりと見えた。そうだ！帰りは鳥海山ブルーラインに行くしかないと直感した。さっそく荷物を、そそくさとかたづけて、道の駅　にしめをAM 7:00 過ぎに出発した。

『鳥海山は、すっきりと晴れ渡り絶好の天気となった。昨年の雨とは、打って代わり快晴だ。ただ山の天候は変わりやすく、すぐガスってしまう。鳥海山五合目は、標高1075ｍ　気温 25.7℃ 非常に過ごしやすい。東北の最後を飾る天気であった。』　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　 8月16日　AM 9:23　鳥海山五合目にて記

絶景に出会える3つの条件がある。それは、日時・天気・偶然。この3つの条件が合わなければ絶景に出会えないと思う。

秋田県・山形県に跨る鳥海山を後にし、一路滋賀を目指す。今日中に自宅へ着ければいいのだが・・・国道7号線を南下し、新潟・日本海北陸道中条インターへと急いだ。

2003東北ツーもフィナーレを迎える。最後の最後に絶景の出会えたのが記憶に残る。PM 3:30頃、中条インターから一気に自宅を目指す。途中2回の給油と休憩を取りながら、日付が変わった8月17日 AM 0:19瀬田西インタ－に到着。今回もトラブルも無く無事生還を果たした。

2003　8月13日～8月17日　

総走行距離　　　　　2131.1km

給油　　　　　　　　　9回　　　　ガソリン代　￥11190- 　　
　　　　　　　　　　　　平均燃費　20キロ/リッター　　　　ガソリン単価￥104/リッター

高速代　往路　名神高速道路・栗東→日本海北陸道・中条　　￥9050-
　　　　　復路　日本海北陸道・中条→名神高速道路・瀬田東　￥9200-

食事代＆温泉など雑費　　￥17602

総額　￥47042-
　　　　　　