ツーリングの朝は早い。昨夜どれだけ飲んだくれても、夜更かししようと、だいたいAM5:00に目覚める。今日も定刻通りPM5:00に目覚めた。昨日、お風呂に入れ無かったので、まず今日は温泉に向かう事を決めていた。もちろん源泉掛け流しの温泉。せっかく秋田県に居るのだから、秘湯がいいと思い、検討の結果、ちょうど通り道の矢立峠にある、『日景温泉』に決めた。以前、信州の宿で読んだ事のある本を思い出した。

その本は、『日本の秘湯』という本で、その温泉に紹介されている温泉宿は、日本秘湯を守る会の会員と言うのだ。もちろんその日景温泉も、日本秘湯を守る会・会員と言う事なので、そそくさとバイクに荷物をパッキングを済ませて、AM5:55道の駅にしめを後にした。
     日本秘湯を守る会
      日景温泉にて。
玄関に提灯があるのが見えますか?
男湯ののれん。女湯ののれんも撮影したかったのだが・・・
道の駅にしめをAM5:45出発。朝の国道は空いていたので、スイスイと走れた。途中、帰りのフェリー乗り場を下見と言う事で、秋田港に立ち寄る。今回は初めて復路にフェリーに乗るので、少しワクワクしていた。五城目から、大館を目指し、矢立峠へ。道の駅かみこあにで、休憩を取り、AM9:45ようやく日景温泉に到着。日景温泉は、東北の草津温泉と言う程、白濁した泉質と書いてあった。早速タオル片手に入浴料¥400で浴室へ・・泉質は薄青く白濁したお湯で、ほんのり硫黄の匂いがした。さすがは、東北の秘湯。至高の極楽だった。約1時間ほど日景温泉を堪能した。
内湯・・・最高!
極楽!極楽!
日景温泉を後にし、AM10:50出発。しばらく走ると、秋田県と青森県の県境にある、矢立峠に指しかかる。ようやく青森県に突入した。今日は、一気に下北半島のむつへ向かう予定。碇ヶ関を越えて、黒石に向かう。ここから青森市内を・・・と思ったのだが、渋滞を予測し、青森空港道路へエスケープした。有料だったので、何か損した気分だった。途中、浅虫温泉に立ち寄ろうと思ったが、結構混んでいたのでパス。ここから、野辺地に向かう。ここは下北半島にアプローチする街だ。野辺地を過ぎる頃、お腹も空いたので、途中にある。レストラン常夜灯のホタテ丼を食べる。
レストラン常夜灯のホタテ丼
秋田・青森の県境 矢立峠にて。
ホタテ丼を食べ、お腹もいっぱいになったので、PM2:38むつ市に向かう。途中給油をし、一路、むつに向かう。道の駅よこはまで休憩し、本日の宿泊予定のむつ矢立温泉キャンプ場にキャンプ予約の電話を入れたのだが、『ガラガラですから大丈夫ですよ!』との事。お盆期間なのに・・・ガラガラ?!なのか?!最初は、国設薬研キャンプ場を予定していたのだが、むつ市からかなり離れているので、他にキャンプ場を探していたが、ツーリングマップルにも載っていなかった。実はむつ矢立温泉キャンプ場をインターネットで発見したのだ。温泉とキャンプ場があると言うので、僕には、魅力だった。早速むつ市内のマックスバリューで買い物を済ませて、むつ矢立キャンプ場に向かった。
超!穴場だった
むつ矢立温泉キャンプ場。
サイトも芝生がフカフカ!
ほぼ貸切状態!
三角屋根のコテージも・・・
テントサイトも貸切!!・・・
※画像をオンマウスしてね。
むつ湾と釜臥山をバックにパチリ!
到着後、管理事務所で、テント設営料を払う。1泊¥200-!超格安!早速テントを設営し、即席我が家の完成である。今日まで、一度も雨に遭遇していない。ありがたい事だ。去年も一昨年も100パーセント雨野郎が襲ってくるのでウンザリしていた。今回はもしや・・・晴ればかり?!だといいのだが(^^;テントが張れたので早速、矢立温泉へ・・

入浴料¥350-またまた安いではないか!ここも源泉掛け流しだった。管理人のオバチャンから、ここは地元の人しか来ないとの事。だからキャンプ場も空いているらしい。温泉を堪能し、サッパリした後、調達した食材で夕食を済ませた。明日はいよいよ最終目的地、大間崎だ。心躍らせながら寝るとする。

             走行距離 367キロ。
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