2004東北ツーリング秋田・青森下北半島大間崎 vol.1

2004年8月11日午前6時、自宅を出発。東北ツーリングは、今回で3度目となる。去年も一昨年も出発は、雨であった。今年は、朝から快晴。いいスタートだった。自宅から、名神高速道路・栗東ICより北陸道を北上。途中、金沢・富山を通過。もちろん天候は晴れ。途中、名立谷浜SAで給油。　初日の目的地、秋田県・西目まで、約800キロ。一日800キロはそんなに遠く感じない。それは、もう、3回目となると、慣れた道の感覚なのか・・・
　

北陸自動車道の終点、中条ICに到着したのは、PM12:55。ここから、国道7号線を北上する。途中、山形県の温海町にある、立岩海底温泉に立ち寄る。ここは、東北ツーリングの楽しみの一つの温泉。名前の通り、海底温泉と言うので、海底にある訳ではなく、海底1500mから湧き出す温泉との事。もちろん源泉掛け流しである。入浴料￥350安い！循環している温泉であれば、入浴料が最低￥500はするので、入浴料の金額で掛け流しか、循環かが見分けられると思う。サッパリとしたのもつかの間、再び国道7号線を北上する。山形県・秋田県の県境に差し掛かる。秋田県は、象潟町。ここは松尾芭蕉が、訪れてている所だ。右に鳥海山、左には、芭蕉が歩いた、奥の細道。鳥海山を見ると、いよいよ東北に来たと言う、実感が沸いて来た。　　　　　　

いよいよ、秋田県に突入。時刻はPM5:00を回っていた。道の駅　『象潟』で休憩を取る。到着したのは、PM6:02ちょうど、陽が沈む時だった。日本海に沈む夕日は、感動的だった。今まで、雨ばかりで、拝めなかった。確かに、夕日が綺麗な町と書いてあったので、今日はここで・・・と思ったのだが、やはり、西目まで走る事にした。ここから、40分くらいの所にある、道の駅　『にしめ』を目指す。左は、日本海に沈む夕日を見ながら走った。なんて贅沢なツーリングだろう・・・

PM6:38 道の駅　『にしめ』に到着。今日の宿？！である。ここは、24時間無料休憩所が開放されていて、畳も敷かれている。オマケにテレビ・エアコン完備！下手なビジネスホテルより快適なのだ。まず畳のある所をキープした。いつもなら、チャリダーや他のライダーが居るのだが、今日は俺一人だった。　この道の駅『にしめ』の隣に、マックスバリューがあり、PM11:00まで開いていて、夕食の調達も便利。早速、買い物を済ませ、無人になったベンチで、ビール片手にと思ったら、足元で何やら絡みつくものが・・・　それにニャーと聞こえるではないか！！それは、アメリカンショートヘアーのネコだった。　かなり飼いならされていた。　捨てネコなのか？！ニャーニャーとうるさいので、おすそ分け。今晩の夕食の相棒となった。まぁこんな出会いもあるのも旅の楽しみの一つ。今日はもう疲れたので、寝る事にした。