2004年 11月6日 晴
2004年 11月6日、いよいよ奈良・和歌山南紀キャンプツーリングに出発する。実は1992年(平成4年以来)12年ぶりに南紀を訪れるのだ。懐かしい風景に出会えそうだ。AM 7:40 自宅を出発する。
自宅を出発し、琵琶湖の唯一流れ出る瀬田川を南下し、京都の宇治田原町を過ぎ、木津川沿いに国道24号線を南下。途中、奈良市内を走るが、かなりの渋滞。巨大パニアケースを装着しているので、すり抜け不可能。ノロノロと渋滞を堪能?!した。


AM 9:30 頃、奈良にある橿原神宮前で記念写真を撮る。実に、12年ぶりに、同じ場所で・・・


以前乗っていたバイクはホンダXLR250バハだった。単気等バイクで燃費は良かったが、長距離ではケツが割れる程痛くなった。(ケツは元から割れているかぁ?!) (^^+
奈良・橿原神宮前にて。
まさに12年ぶりに来た!

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12年前の写真が・・・
奈良市内を過ぎ、いよいよ国道168号線に入る。道もクネクネとなって快調なワインディングだった。途中今年の台風で土砂崩れになった国道168号線を左に見ながら迂回路を走る。テレビなどで、土砂災害の映像を見られた方も居ると思う。まさに自然の力は凄い。寸断されているとばかり思っていたのだが、迂回路のお陰でなんなく通過出来た。
台風の風雨で土砂崩れになった、
国道168号線。
奈良県・十津川村(とつかわむら)にある、谷瀬の吊橋に到着したのは、AM 12:00 頃だろうか。ここも自然の風景は12年前とは変わっていなかった。
奈良県・十津川村の谷瀬の吊橋にて。
渡る事が出来るが、スリル満点!一度いかが?
現地の人はここをカブで渡るらしい・・・

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なんせ、高さ50m!!
いよいよ近畿の秘湯、十津川温泉に入る。途中の道の駅・十津川郷で休憩。さすが温泉地、無料の足湯があった。


十津川温泉には、温泉宿の他に、公衆浴場があって、公衆浴場と言っても銭湯風の、源泉掛け流しなのだ。以前訪れた事のある、平谷公衆浴場を訪れたのだが、2年前に閉鎖されたとの事。メチャいい感じの湯だったので、かなりショックだった。代わりにもう一つある、蕨尾公衆浴場に入る。
十津川温泉・蕨尾公衆浴場。

なかなかひなびた銭湯?!風だが
湯は一流!!贅沢に源泉掛け流し
途中にあった、道の駅 十津川郷。
24時間・無料の足湯はライダーには嬉しい。
お決まりの写真を・・・
またまた1時間程入ってしまう。ついついいい湯だと、長風呂になってしまう。(^^;

次の目的地、熊野本宮大社を目指す。
世界文化遺産の熊野本宮大社。

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12年前の写真が・・・
3本足のヤタガラス。
ヤタガラス・・・?!
世界文化遺産・熊野本宮大社本殿。
熊野本宮大社は、12年前とは変わっていなかった。ただ世界遺産になったので観光客が多かった。それと12年前に買ったお守りを返す。そしてまた新しいお守りを買う。またここを訪れた時に返そうと思った。

この熊野本宮大社に祀られている、三本足のカラスは、ヤタガラスと言う。これはサッカー日本代表のシンボルマークにもされている。今度、サッカー日本代表のジャージの胸の所をご覧いただきたい。黄色と黒で描かれているあの鳥だ。
12年前に買った
 お守りを返した・・・
NHK連続小説ドラマ 『ほんまもん』 のロケ地だったらしい・・・
また・・・いい天気だった。(^^;
熊野本宮大社を後にして、今晩キャンプ予定の川湯キャンプ場へ向かう。国道168号線は熊野の山間部をクネクネと走っているので、ペースが上がらない。

PM 4:00前に、川湯木魂の里キャンプ場へ到着。11月だと言うのに、結構キャンパーが居た。早速テントを設営する。
ここは、オールシーズン
オープンのキャンプ場だ。
いつものキャンプ道具達。
キャンプの夜。
空を見上げると満天のH☆shizora が!!
テントを張り終わり、近くのスーパーへ買出しを済ませて、川湯温泉へと向かう。川湯名物・千人風呂は台風23号の影響で、来週かららしい・・・せっかく来たのに、残念だ。次回の楽しみと言う事で、仕方ないので、川湯公衆浴場に入る。公衆浴場と言えども、源泉掛け流し。お湯は一流。やっぱりここでもお決まりの写真を撮った。
川湯公衆浴場にて。
湯気でレンズが・・・
昔なつかしい、ケロリンの桶
ホント!いいお湯だった。
11月7日 晴
AM 5:00 起床。まだ周りは薄暗かった。山間部の朝方は冷えるので、ガソリンバーナに火を入れる。さすがにテントの中では火は付けられないので、外で暖を取る。まだキャンパー達は寝ていた。ライダーだけは、やっぱり朝は早い。6時にかたずけを済ませて、出発した者も居た。コーヒーを飲んで、テントを撤収し、帰り際、12年前と同じ場所で、記念撮影をして、川湯キャンプ場を後にした。
朝もやの、川湯野営キャンプ場。
よく見ると、歩行者標識が無くなっているのと、正面の木の高さが違ったのと、横断歩道の位置も変わっていた。それとバイクと・・(^^;
12年前と同じ場所で写真を撮る。(^^;所どころ覚えているが、途中の所などは、忘れていた。

写真を撮り終え、湯の口温泉へ向かう。ここは、昔、鉱山があって、当時使っていた、トロッコ列車を温泉に向かう交通手段として、使っているとの事。
和歌山県の山中では、
こんな看板が・・・
和歌山県・三重県県境にて。右に行くと湯ノ口温泉。
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なんとなく、橋が老朽化したような・・・
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熊野川をバックにパチリ!
電気で走るこのかわいいトロッコ列車に乗って湯の口温泉駅へと向かう。
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手動式ポイント。
動かして見たかったのだが・・・
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鉄道ファンにはたまらない?!
客車の中はこんな感じ。(狭っ!)

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ガタゴトと揺られ・・・トンネルを抜けると・・・
湯の口温泉駅に到着。
源泉掛け流しの
いいお湯だった。
のんびりトロッコに乗って温泉に入る・・・実に贅沢な温泉だった。12年前は、ここは訪れて居なかったのだが南紀にもこんなに、いい温泉があったのだ。

湯の口温泉を後にして、今度は熊野灘に向かって吼える獅子岩に向かった。
終点の、湯の口温泉駅
12年ぶりに訪れた、獅子岩にて。
こちらが、12年前の写真。ガードレールと看板の位置、下の地面が未舗装だったのがわかる。もちろんバイクも違うし、年も若い!(^^;
太平洋に向かって吼える獅子岩
何て・・・叫んでいるのだろう?!
太平洋の荒波で洗われた丸い石
七里御浜と言う海岸らしい・・・
玉砂利のデカイ石。
歩くと、足を取られる。
獅子岩を最後に、ここから帰路を目指す。デジカメのメモリーも無くなってしまい、写真を撮る事が出来なくなる。ここから、また山間部の国道169号線を北上し、滋賀へ。南紀は、山と海が堪能出来るいいツーリングコースだった。また。次回来る時は、同じ場所で写真を撮りたい。

2004年 11月6日〜11月7日

総走行距離   437.6キロ

燃費        22.439/リッター

予算        ¥4000くらい?!  ガソリン代+雑費を含む。
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