2005年 4月30日  曇 
九州・・・今回のツーリング地。初めての西日本への長距離ツーリングだ。今迄、西日本への長距離ツーリングは無い。滋賀県と言う地理的にも東西方向へ行き易いはずなのだが、西へは、今回が初めて。それも往復フェリーを利用する、リッチな旅。ホントは自走して、目的地に到達するのが自分のポリシーなのだが、去年の夏のツーリングで利用した、フェリーの船旅が病みつきになってしまった・・・

GWと言う過密なスケジュールで、今回は、4月30日の午後10時30神戸港出港のフェリーに乗り込み、5月1日の午前に大分へ上陸。、5月4日鹿児島・志布志までのフェリー2泊・キャンプ3泊での工程の旅に出発する。
出発して、約1時間後の名神高速道路・西宮料金所にて。
※画像に
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     今回、往路で利用した、ダイヤモンドフェリー

神戸港→今治→松山→大分港へ。所要時間は、約12時間の船旅。瀬戸内海を航行するので、波も穏やかだった。
ダイヤモンドフェリーは、神戸・六甲アイランドから出港となる。夜の出発と言うのは、中々いい感じ!
乗船したフェリーから望む、六甲アイランドの夜景。
ダイヤモンドフェリーターミナル建物。幾何学的な建物だった。
出港を待つ間、デッキにて安全なツーリングを願い、乾杯!
4月30日、午後10時30分定刻通り、神戸港を出港する。所要時間は、約12時間。寝ている間に、九州に到着するので、到後ベストコンディションで走れるので、フェリーは嬉しい(^-^)天気予報によると、5月1日の九州地方は、雨。まぁ、いいかと思いながら、フェリーは、神戸港を後にした。
今回は、リッチに2等寝台で・・・
寝台はやはり快適だった。(^-^)v
明日の九州地方は、雨と予報だったが、明日は取り合えず、別府温泉など、温泉巡りを予定していたので、別に雨でもいいかと思っていた。今回から、フェリーでは2等寝台をチョイス。2等のザコ寝とは違い、かなり快適。(^-^)v プライベートも確保されており、かなりいい感じだ。料金は、約¥5000-高だが、フェリーを利用されるのなら、出来れば2等寝台をお勧めします。^^
午後11時38分頃、明石海峡大橋をくぐる。
(フェリーが移動している為、ブレてしまった。^^;)
肉眼では、凄く綺麗だったので、デジカメ
写真ではお伝え出来ないのが残念!
フェリーが出港して約1時間後、明石海峡大橋に差し掛かる。瀬戸内海を航行しているので、波も穏やかだった。明日は大分港への到着は、午前11時40分。しばらくデッキに出ていたが、肌寒いので船内に戻った。明日入る予定の温泉を考えていた。まずは、大分港を出て、別府温泉に向かい、共同湯の『竹瓦温泉』に入り、その次に、別府保養ランドの泥湯。その後に、超酸性の塚原温泉・火口乃泉に入る予定。船も揺れなかったので、そのまますんなりと寝てしまう。就寝時間午後12時過ぎにZZZzzz。。。
5月1日  雨
午前6時過ぎ、目覚めた。寝たのか寝て無いのか良く分からないまま・・・甲板へ急ぐ。予報は雨だったのだが、流石にこの目で見なくては信用出来無かったので、デッキへ急いだ。案の定『雨』だった。ガビョ〜ン(ToT) まぁ・・・予測はしていたのだが、気が重くなる。せめて曇空であって欲しかった。仕方ナイので、昨夜、フェリーの売店で買っておいたパンと、ブラックコーヒーを頂く。ツーリング計画の時から、ずっと頭の中で描いていた、快晴の朝を迎えたフェリーのデッキで頂く、ブレク・ファースト・・・無情にも、雨でのブレク・ファーストとなってしまった。。。。^^;
無情にも雨のデッキでのブレク・ファースト
となってしまった。(歯型がまた綺麗?!)
早朝のフェリーデッキにて。予報通りの雨だったのだが、
まだ小ぶりだったので、このまま天候の回復を期待した。
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到着が近ずくにつれ、雨もかなり小降りに・・・
このまま曇空になってくれればと願う。
時間も、あっと言う間に経ち、大分港への入港アナウンスが流れる。いよいよ九州への上陸準備をする。大分港への到着時間が、午前11時40分と言う事もあり、本日は温泉三昧と決めているので、雨でも気にしていないのだが、降ってるより、降っていない方が良いに決まっている。万感の思いで、フェリー下船を迎え、いよいよ九州へ上陸する。
いよいよ九州へ上陸。雨でも心が躍る。
まずは、車から下船となる。トラックの排気ガスで結構臭い。(×o×)
午後11時55分、下船。フェリーから蜘蛛の子を散らすように、みんなそれぞれの目的地へと向かう。多分、フェリーを下りる様は、圧巻だろう。そのまま大分港から、別府へと向かう。目的は、別府温泉の共同湯の『竹瓦温泉』相変わらず、天候は雨。しかし、今日は雨でもいいと割り切っていた。
重厚な唐破風造りのレトロな木造の建物で、明治12年に建てられたとの事。銭湯派の僕はどこか懐かしいモノを感じた。^^
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別府・竹瓦温泉は、入浴料¥100-。砂湯もあったのだが、時間が無くて今回はパスした。流石は温泉地の別府。あちらこちらに共同湯があり、地元の人はもちろん、観光客も入浴できるのだ。全て入るには、1日では到底無理な話。他にも鉄輪温泉(かんなわおんせん)も入りたかったが、時間的に無理なので、次回訪れた時の、楽しみとし次の目的地、別府保養ランドへ向かう。
かなり熱いお湯だった。^^;
効能は・・・えっ〜と?!
竹瓦温泉を後にして次の目的地、別府・明礬温泉、別府温泉保養ランドに到着。名前からして、ウサン臭い名前なのだが、名前とは裏腹に別府でも超人気な温泉。鉱泥温泉なのだ。簡単に言うと、泥湯。残念ながら撮影禁止だった。(ToT)言葉では表せないのが残念だが、泥を握ると、指から出て来る泥の感触。お尻にめり込む泥の感触。それに外の露天風呂は男女混浴。女性の方でも露天風呂へは、タオルを巻いて入れないとの事。しかし、入浴と同時にタオルを外す感じで、みなさん上手に入浴していた。顔に塗るのもよし。体にこすり付けるのもよし。まるで、田んぼに入っているような感触だった。^^残念ながら、内部は撮影禁止だったので湯煙写真は撮れ無かったのだが、別府を訪れたら必ずココ明礬温泉・別府保養ランドに入浴しないと後で必ずや、後悔してしまうだろう。^^
撮影禁止だった為、残念ながら、湯煙写真は撮れず。しかし以前、東北ツーリングの時、青森県・○ヶ湯にて、盗撮疑惑を掛けられたので撮影は、速攻諦める事に^^;
場所は、大分自動車道のこの大きなアーチが目印。
別府温泉の中でも、インパクトの強い温泉だと思う。^^
別府温泉保養ランドでは、またまた約1時間以上入ってしまった。^^;ついついいい温泉だと、長風呂になってしまう。雨も知らない間に上がっていた。ここから次に向かう温泉、塚原温泉・火口乃泉へ向かう。別府と湯布院に隠れた名湯と言う情報だったので、観光化されている湯布院には入らず、塚原温泉・火口乃泉へ向かう。
途中にある、明礬温泉の源泉、明礬地獄。湯煙がモクモクと上がっていた。
マンホールからも湯煙が・・・
別府保養ランドで、約1時間浸かり今日の最後の温泉目的地は、塚原温泉・火口乃泉。秋田県・玉川温泉の次に強酸性の温泉との事。どうもその温泉を味見すると、レモン水の味がすると言うのだ!早速、塚原温泉へ入る。
塚原温泉の後ろに立ちはだかる、伽藍岳。湯煙がモクモクと立ち込める。源泉もここから引いている
いやぁ〜♪期待通りのいい温泉。あいにく露天風呂のお湯が、温いとの事で入れ無かったが、内風呂でも最高でした。お湯はほのかに黄色く、PH度も高く、まるで、レモン風呂に入っているようだった。
塚原温泉・火口乃泉(かこうのゆ)は、別府と湯布院の間にあり、GW中でありながら、地元ナンバーの自家用車だけだった。やはり、ここは、あまり観光化はまだされてなさそうだ。温泉の少し上にある、伽藍岳の火口では、ボコボコと熱せられた泥?!が煮えたぎっていた。この泥は、売店でも売られており、泥パックとしてもかなり効能があるとの事。流石は、九州・火の国あちらこちらに温泉があり、温泉不毛地帯に住むアウトライダーには羨ましかった・・・
伽藍岳の火口。泥がボコボコと煮えたぎっていた。
伽藍岳からの眺め。曇ってるなぁ〜。。。
伽藍岳と、我がアフリカツイン
塚原温泉・火口乃泉を後にして、本日のキャンプ場へ向かう事にする。時間は、午後3時30分頃。今夜泊まるキャンプ場は、九重グリーンパーク泉水。到着は午後5時までと言う事なので、先を急ぐ事にする。
途中休憩した、朝日台展望台。時間が無かったので、缶コーヒーだけ飲んで出発した。
時間を15分オーバーしたが、問題無くキャンプ場に入れた。本来であれば、午後5時迄に入らなければいけないキャンプ場だったが、あいにくの天候でキャンプ場もガラガラだった。
テントを張って、早速ビールで一杯。日がまだ明るかったが、ビールは旨かった。(^-^)V
ビールの肴は、すき焼き。途中、湯布院のコープで今夜の食材を仕入れた。美味しかったが、写真では何故か美味しそうに見えない。^^;
キャンプ場にて。天候がイマイチだったので、キャンパーの姿はあまり無かった。
キャンプ場の夜。期待の満天のH☆shizoraは拝め無かった。
初日は、あいにくの天候であったが、別府温泉を充分堪能出来たのでまぁまぁ良かった。キャンプ場に到着する頃にも雨は止んでいたので、最悪の雨でのキャンプは免れた。明日は、阿蘇へ向かうが、天候の回復がイマイチなので期待は出来なさそうだ。しかし、僅かな雲の切れ間でもあればいいのでプラス思考で物事を考え、シュラフへ入りそのまま熟睡。

が・・・・しかし!日付が変わった午前1時24分頃、背中が揺れる感覚に襲われ、慌てて飛び起きた。すかさずラジオを付けると、福岡県西部で、震度4の地震があり、その余震で、大分県も揺れたらしい。キャンプで地震を感じたのは初めてだったが、疲れていた為かすぐ熟睡した。       

                                  本日の走行距離 168.2キロ
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